課題
樹脂同士の接着部を溶接すると、下記画像のようにただれたバリが発生することがあります。これにより外観品質の低下を招き、製品として成り立たなくなるケースがあります。
解決策
接着剤がはみ出していると膜を張り、その膜が熱風で泡立つことにより、ただれたバリが発生します。特に透明樹脂の場合に目立つケースが多いといえます。 このようなケースでは、
①接着時に接着剤のはみ出しを抑制する
②接着後に接着剤のはみ出しを削ぎ取る
③接着剤の完全乾燥を待った上で、溶接工程に移る
といった工程を踏むことで、バリの発生を防止することが可能です。