制電塩ビスモークカバー（塩ビ溶接およびR曲げ加工） / 樹脂プラスチック溶接ドットコム

制電塩ビスモークカバー（塩ビ溶接およびR曲げ加工）

加工方法	塩ビ溶接、R曲げ加工、NC加工、ヘリサート挿入
材質	制電塩ビ（PVC）
形状	カバー
サイズ	1000×600×500
寸法精度	±0.5

当製品の材質は塩ビ（制電塩ビ）であり、板厚は8mmです。寸法は約1000×600×h500mm程度です。3箇所をR40にてR曲げ加工を行っています。3箇所もR曲げ加工を行うと、熱収縮による縮み量の予測が難しく、板厚が8mmもあると後で修正がききません。さらに、組立構造なので、曲げ部分の平行・角度・寸法が狂うと形にならないので、細心の注意を払って加工を行いました。このように熱収縮があるために曲げ加工前に開口部や穴加工を行うことは出来ず、曲げ終わってからの加工しますので、平面加工ではない立体の状態で加工する技術が必要になります。もし、曲げRが最小Rで良い場合は、熱収縮は計算出来ますので平面状態でNCにより開口や穴加工を行うことが出来ますのでのコストを大幅に落とすことが可能です。溶接棒はスモーク色がないので透明のものを使用しております。制電塩ビは加熱により表面が曇ります。曲げ加工および溶接では最小限の曇りに抑えるよう注意が必要です。